2014-08-27

書籍“本質を一瞬で伝える技術 溝田 明”の感想

「本質を一瞬で伝える技術」
















著者の溝田明さんは愛媛県出身(同郷!)、「デザインで明るい未来をつくる」という理念のもと、ロゴをメインに活躍するグラフィックデザイナーの方です。

“本質”とは私のデザイン事務所のコンセプトであり、何をするにしてもこれを掴むことが一番重要だと感じている言葉であり考えです。一流のデザイナーやアートディレクターは意識的であれ意識外であれ、これを考察することがうまい人たちであると感じています。

何をどうすれば良い結果が生まれるか?
そのために考えることは何か?
その考えをアウトプットとして生み出す表現方法は?

この本ではその本質に迫る過程を「7つのC(よく見る・受け止める・考える・つくる・吟味する・直す・伝える)」と体系化しています。

その内容を端的に言うならば
・情報への理解を深め、
・表現の選択肢を数多く出し、
・焦点を絞って明確にアウトプットする
といことが言えるかもしれません。

その内容にやり方のヒントこそあれ、これまでにない斬新なアイデアや切り口はありません。ですが本質を求め、そのための取り組みを繰り返す事でしかそれには近づけない、という点において共感するものがあります。

こなすことを目標にした仕事になってないか?
つくるためにつくっていないか?
その仕事はクライアントに、世の中に、良い影響をあたえるのか?

「生みの苦しさ」というように、グラフィックデザインという仕事は商業的価値を生む表現を絞り出す、本質に迫る事をつきつめる仕事なのかもしれません。


2 件のコメント:

  1. 橋本さん、ご紹介ありがとうございます!

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  2. 溝田さん、まさかご本人にコメントいただけるとは思わず、驚きました!ありがとうございます。また、勝手に失礼いたしました。

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